Excelの必須ショートカットキー30選!│印刷して使えるリスト付き!

Excelを使った作業って、しんどいですよね。

画面いっぱいに広がった数値とにらめっこして、シートやファイルを行き来していると気がおかしくなりそうです。

そんなExcelの作業を少しでも楽にするコツは「ショートカットキーを覚えて活用すること」です。

今回は、経営コンサルタントとして数多くのExcelワークに悪戦苦闘してきた私の経験を基に、絶対に身に付けておいた方が良いショートカットキーを30個紹介します。

いずれのショートカットキーも、

  • 操作が難しすぎないもの(キー3~4つくらいまでの操作)
  • 業種・職種問わず、幅広く使えそうなもの

を選んでいます。

また、30個を一気に覚えようとすると頭がパンクしてしまいますので、3つのレベルに分けて紹介しています。

まずはレベル1から取り組み、身に付いたらレベル2→レベル3と、1つずつステップアップしていくことをオススメします。

ショートカットキーとは?

ショートカットキーとは、Excelなどのアプリケーションで、特定の操作を手早く行うために割り当てられたコマンドを指します。

マウスを使うと10秒かかるような操作が、ショートカットキーだと1~2秒で出来てしまうことも少なくありません。

「たった数秒の差」と感じるかもしれませんが、これを何百回・何千回と重ねていくと、すさまじいほどの時間の差が生まれます

ショートカットキーを使いこなせるか否かは、残業時間にも直結します。

いや、もっと言えばその先にある、自分の自由な時間、果ては自分のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)にだって繋がる話なのです。

本記事で紹介しているショートカットキーは、繰り返し練習すれば必ず習得でき、かつ使う機会も多いものです。

ぜひ、1つずつマスターしていただけると幸いです。

レベル1(大学生)

まずは、大学生レベルのショートカットキーを10個ご紹介します。

Ctrlキーを押しながら他のキーを押す」という、最も基本的なテクニックを覚えましょう。

注意

これより、ショートカットキーを解説します。

「+」は前のキーを押したまま次のキーを押す動作を、「⇒」は前のキーを押して、手を放してから次のキーを押す動作を示しています。

Ctrl + ↑/↓/←/→

他のセルに「ジャンプ」するショートカットキーです。

データの境目まで一気に移動します。

1つ1つセルを移動したり、マウスで移動先までドラッグするよりずっと速いです。

Ctrl + C

選択した範囲をコピーします。(Cはcopyの頭文字です)

マウスだと「右クリック」→「コピー」と2つの動作が必要ですが、ショートカットキーなら一発です。

Ctrl + X

選択した範囲を切り取ります。

先ほどの「コピー」では、コピーした元のセルの値はそのまま残りますが、こちらの「切り取り」では元のセルの値は消える点に注意しましょう。

Ctrl + V

コピーした内容を、選択している範囲に貼り付けます。

マウスだと「右クリック」→「貼り付け」と2つの動作が必要ですが、ショートカットキーならこれも一発です。

Ctrl + Z

ファイルを1つの状態に戻します

間違えてセルの内容を消してしまい、焦ったことはありませんか?

そんなときに「Ctrl + Z」を押してみましょう。

消す前の状態に戻るはずです。

Ctrl + Y

先ほどと反対に、1つ先の状態に進めます

Ctrl + Zで前の状態に戻したけど、やっぱいいや!というときに使うショートカットキーです。

Ctrl + A

全ての範囲を選択するショートカットキーです。

シートの全体を選択して、コピーや切り取りをしたいときに使います。

Ctrl + B

選んだ範囲の文字を太くします。

どこかのセルを強調したいときなどに使います。

Ctrl + S

ファイルを上書き保存します。(Sはsaveの頭文字)

ゲームのセーブと同じですね。

Ctrl + P

ファイルの印刷設定画面を呼び出します。(PはPrintの頭文字)

作成した資料を紙に印刷する操作を早める必須テクです。

覚えるコツ!

ショートカットキーを覚えるコツは、とにかく反復練習すること。

そのために、マウスを今すぐパソコンから抜きましょう

マウスを抜けば、嫌でもキーボードで操作するしかなくなり、身体が自然に覚えます。

私の経験上、2週間くらいマウス無しで過ごせば、一通りのショートカットは覚えることができます

最初は苦しくて「これならマウスを使った方が早いのでは?」と思いがちですが、一度身に付いてしまえば、もうマウスには戻れなくなるはずです。

レベル2(社会人1年目)

レベル1は、大学1年生でも覚えておきたいものです。

これだけでも、レポート作成などの作業が早まることを実感するでしょう。

レベル2では、社会人1年目レベルのショートカットキーを紹介します。

りょう
焦らずに、レベル1の動作が身に付いてから少しずつ取り組みましょう。

Shift + ↑/↓/←/→

複数のセルを選択するショートカットキーです。

マウスでいちいちドラッグ&ドロップするよりもずっと早いです。

さらに、Ctrlキーを押しながら操作することで、レベル1で紹介した「ジャンプ」と組み合わせることもできます。

ここまで出来ればイケてる社会人の仲間入りです。

Fn + ↑/↓

1ページ分、上下方向にスクロールします。

なお、Fnとは、Ctrlキーの横に付いている「ファンクションキー」のことです。

縦に長いリストなどを、ざっと読んでいきたいときなどに使います。

Ctrl + Fn + ↑/↓

左右のシートに移動します。

たくさんのシートが連なったExcelファイルを扱うときに便利です。

他のシートに移動したいとき、いちいちマウスで移動先のシートを選ぶのは時間がもったいないです。

シートの中の移動を早めるテクとあわせて、覚えておきましょう。

Ctrl + Tab

別のExcelファイルに移動します。(Excelファイルを複数開いているときに発動)

ファイル間の行ったり来たりは、手で操作するとかなり面倒です。

Ctrl+Tabを覚えると非常にスマートです。

Alt + Tab

初登場、Altキーです。

先ほどの「Ctrl+Tab」は、同じアプリケーション内の別ファイルに移動する操作でしたが、こちらは別のアプリケーションにも動けます。

つまり、メールや、インターネットブラウザなどにも移動できます。

Excel以外のアプリケーションも含めた作業を行いたいときに使いましょう。

F2

セルの編集を行うことができます。

セルをダブルクリックするのと同じ効果ですが、ダブルクリックよりはるかに速いです。

セル内に入力されている文字を修正したいときなどは、必ずF2キーを押しましょう。

F4

直前に行った操作を繰り返します

例えば、どこかのセルをグレーに塗ったとしましょう。

同じ操作を別のセルに対しても行いたい場合、そのセルを選んでF4を押せば、直前の動作(セルをグレーに塗る)を繰り返し、そのセルもグレーに塗ることができます。

使いこなすのはやや難しいですが、キー1つで恐ろしいほどの時短効果があります

F12

ファイルを「名前を付けて保存」します。

⑨で紹介した「Ctrl+S」は、同じファイルをそのまま上書き保存する操作でしたが、こちらは別ファイルとして保存する操作です。

前のバージョンを残しておきたいときなどに使います。

Ctrl + F

検索ウィンドウを表示します。

シートの中で、特定の単語(取引先の会社名など)を検索したいときなどに使います。

検索ウィンドウでは、選択範囲の中でキーワード検索を行うことができます。

大量に情報が入力されているシートの中を、目で探すのは大変ですし、ミスも出ます。

ありがたい機能は必ず使うようにしましょう。

Ctrl + H

置き換えウィンドウを表示します。

先ほどの「検索ウィンドウ」と似ていますが、こちらは単語を検索するだけでなく、検索した単語を他の単語に置き換えることができます。

ある単語をまとめて消したいときなどに活用します。

詳しい使い方は別途、記事にします。

レベル3(社会人3年目~)

レベル2までに紹介した20個のショートカットキーを覚えるだけでも、Excelの操作は劇的に早くなります。

同じ作業をしていても、何も勉強していない人と比べてずいぶん早く手が動くようになっているはずです。

レベル3では、更にテクニックを習得してスピードアップを図りたい!という方に向けたテクニックです。

レベル2までをマスターした方はぜひチャレンジしてみてください。

また、コンサルティング会社への就職・転職を検討している方であれば、レベル3まで必ず身に付ける必要があります。(コンサル会社では新入社員研修の1日目レベルです)

Ctrl + 1

セル内の文字の配置やフォントを変更したり、セルに罫線を引いたりする「セルの書式設定」を一瞬で呼び出すことができます。

マウスだと、「右クリック」→「セルの書式設定」と2つの動作が必要ですが、ショートカットキーならこれも一発です。

表の見栄えを良くしたりする際に、頻繁に使うテクニックなので、必ず覚えておきましょう。

Shift + F11

新しいシートを挿入します。

なお、Ctrl + F11と操作すると「マクロ」のシート」の挿入となりますが、これは実務ではほぼ使う必要が無いコマンドなので覚える必要はありません。

Alt → E → L

シートを削除します。

Altを使ったショートカットキーは、Ctrlのような同時押しではなく、順番にキーを押していきます(→と表記しています)。

覚え方が難しいですが、消しゴムを意味する「イレーザー」とかけると良いでしょう。(イレーザーのつづりはeraserなのでLでは無いのですが…)

シートの削除は戻せない!

Excelの操作は、だいたい「Ctrl + Z」で元に戻せるのですが、シートの削除はなぜか元に戻せません。注意しましょう。

Ctrl + Alt → V

形式を選択して貼り付けを行います。

貼り付け(ペースト)と一口に言っても、色々な種類があります。

数式のみ貼り付ける、書式のみ貼り付ける、行列を入れ替える…そのような「特殊な貼り付け方」をするためのウィンドウを表示したいときに使います。

Ctrl + Shift → L

選択した範囲にフィルターをつけます。

フィルターは、特定の単語で絞り込んだり、数値の大きい順に並び替えを行ったりする機能で、データの分析を行うときなどによく使います。

マウス操作でフィルターをつけようとすると手数がかかるので、ぜひ覚えておきましょう。

Shift + Alt + =

SUM関数(足し算)を挿入します。

集計表などで、特定の範囲の合計を表示したいときに使います。

関数の中でも、SUMは最も使う頻度が高い関数なので、ぜひとも押さえておきたいです。

Alt → A → V → V

データの入力規則ウィンドウを表示します。

ドロップダウンリストを作成するときなどに使います。

マウスで「データ」タブに移動して…と操作するより5~6秒は短縮できます。

使用頻度はそこまで多くは無いでしょうが、短縮効果が高いので覚えましょう。

Alt → H → H

カラーパレットを呼び出します。

セルの色を変えたいときに使用します。

ちなみに、Alt → H → HのあとにNキーを押すと、セルの色を無色にすることができます。

Ctrl + Shift → 1

数値にカンマを追加します。
(例:1000→1,000)

営業成績などの集計資料を作成する際、数値にはカンマを入れるのが普通ですが、それを手早く行うことができます。

Ctrl + Shift → 5

数値をパーセント表記にします。
(例:0.1→10%)

通常は、「セルの書式設定」→「表示形式」→「パーセンテージ」と選択する処理ですが一瞬です。

先ほどの「カンマをつける」と合わせて活用しましょう。

Excelのオススメ書籍

ここまで読んで下さった方は、もっともっとExcel使いとしてのレベルを上げたくなっていることでしょう。

そんな方にオススメの書籍をいくつかご紹介します。

Excel最強の教科書

ショートカット、関数などのテクニックから、表の見栄えを整えるコツまで、これ1冊で仕事は全てカバーできるのでは?と思うくらい充実の1冊。
とりあえず手元に置いてExcelの辞書的に活用するのもありです。

コンサルタントが入社1年目に学ぶエクセルの教科書

Excelを使った集計・分析などの「作業」のコツに焦点を当てた本。
コンサルティングファームでの勤務を考えている人なら、最低限達していたいレベルが分かる1冊です。

できる!YouTuber式 Excel現場の教科書

YouTuberが執筆しているだけあって、解説が分かりやすく誰でも読める本です。
教科書と書いていますが、内容は実戦的で、すぐに仕事に活かせるものも多いと思います。

おわりに

Excelの基本的なショートカットキーを30個紹介しました。

最初は覚えるのが大変ですが、覚えることを面倒くさがってしまうと、長い目で見ると大きなタイムロスになります

ショートカットキーは、意識して使うことで少しずつ身体に染みついていきます。

30個のショートカットキーを一覧にまとめておりますので、印刷するなどしてご活用下さい。

Excelショートカットリスト

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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